不動産一部に天井感最近の不動産の動向について「不動産一部に天井感。住宅は価格帯で濃淡!!」という新聞記事(H30.6.13 日本経済新聞)がありましたので、記事の一部を掲載します。

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不動産の相場が過熱しているかは、賃料収入を物件価格で割った利回りではかれる。今年4月の日本不動産研究所の調査によれば、東京・丸の内近辺の一等地の期待利回りは3.5%だった

1999年の調査開始以来、最も低く、人気物件では3%を切る事例もあった。「ファンドバブル」と呼ばれた07年(3.8%)をも下回った。

不動産利回りは過去最低だが大型のオフィスビルの供給が相次ぎ、賃料収入は伸び悩んでいる。東京・丸の内周辺の1坪あたりのマンションはといえば価格帯による濃淡が著しい。株高などを背景に富裕層の需要は強く、超高級物件は引く手あまただ。森ビルの調べでは13~17年に2億円以上で分譲された物件は1100戸超で、うち18戸は10億円を超える。08~12年と比べると3~4倍で、東京・虎の門に20年に完成する予定の物件を、森ビルは同社最高級と位置づけ「10億ション」も用意するとの話もある。

一方、中間所得層を対象にした物件には陰りが見え始めた。東京・豊洲など東京湾岸エリアで乱立したタワーマンションには空室が目立ち始め、一部では物件価格も下がりつつある。「魅力的な特徴の有無ではっきりと選別される」と東京カンテイの井出武氏は指摘する。