1. スルガ銀行 投資用不動産の6割 不適切融資!!

スルガ銀行は5月15日、投資用不動産向け融資で総額1.8兆円の全件を対象にした不正行為の調査結果を正式に発表した。借り入れ希望者の預金通帳や売買契約書の改ざん・偽造といった不正行為は約5500億円あり、その他の不正が疑われる融資などを含めると不適切な融資は全体の6割強を占める計1兆700億円に達した。

賃貸用のアパート・マンションに対する不正融資がまん延していた実態が改めて浮き彫りになった。15日、静岡県沼津市で記者会見したスルガ銀の有国三知男社長は「これだけの件数の不正があったのは、とても申し訳ない」と謝罪した。

スルガ銀は昨年10月に金融庁から新規融資業務を半年間止める命令を受けた。社員・幹部らの暴走を許した経営体制の改革を経て、5月下旬に融資営業を再開する。

調査結果は不良債権の処理増といった財務負担にすぐにつながるわけではない。現時点で返済の延滞は少なく、すでに融資の焦げ付きに備えた貸倒引当金も積んだ。(日本経済新聞 2019.5.16)

 

2. スルガ銀とゆうちょ銀、住宅ローン提携解消へ !!

ゆうちょ銀行スルガ銀行とゆうちょ銀行は住宅ローン販売での提携を解消する。ゆうちょ銀が代理店として、スルガ銀の住宅ローンを取り次ぐ窓口になってきた。スルガ銀が2018年10月に金融庁から行政処分を受けた後、提携関係は事実上凍結されており、協業を続けるのは難しいと判断した。

ゆうちょ銀は住宅ローンの取次業務で新たにソニー銀行や新生銀行と提携する方向で検討している。商品ラインアップとして住宅ローンは外せないとみている。

スルガ銀行とゆうちょ銀行は08年に提携した。当時の地銀界は「民業圧迫」の象徴とみて、ゆうちょ銀との取引に慎重だった。スルガ銀は全国に店舗網を持つゆうちょ銀との提携を全国展開の切り札と位置付けてきた。

一時は100人規模の社員が出向し、郵便局での住宅ローン取り次ぎを支援してきた。

スルガ銀の住宅ローン残高は6000億円強にのぼる。ここ数年は年間400億円程度をゆうちょ銀との提携ローンとして実行してきた。

ただ、投資用不動産向け融資の不正行為でスルガ銀が金融庁に処分されてからは、ゆうちょ銀は提携ローンの取り扱いを止めた。スルガ銀もゆうちょ銀に出向させていた数十人の社員を戻した。

スルガ銀は経営再建に向け、これまで投資用不動産業務に振り向けてきた経営資源を「祖業」とも言えるニッチな分野の住宅ローンなどに投入する考え(日本経済新聞 2019.5.15)。

 

3. 神戸市タワマン乱立 抑制狙う 管理組合の認証制度 !!

神戸市タワマン乱立抑制神戸市は超高層マンションの管理組合に対する認証制度を2020年度にも導入する方向で検討を始めた。高さ60m以上のタワマンを対象に、審査組織が管理規約の内容や修繕積立金の残高を把握するなどの仕組みを想定。

全国初の試みで、市内でのタワマン建設のハードルは上がりそうだ。同市は都心部の過度なマンション開発を抑え、郊外への人口誘導を図りたい考えだ。

「人口や都市規模の拡大ではなく奥行きと深みのある上質な街づくりを目指す」。久元喜造市長は19年の施政方針で、目指す神戸の都市像をこう表現した。認証制度導入はその延長線上にある。

同市は三宮の駅周辺など中心部での大規模マンションの建設を規制する条例を20年にも施行する予定。認証制度もタワマン乱立の歯止めにつながる。都心部は商業・オフィス機能を重視し、人口減少が続く郊外は居住地としての魅力を向上させる考えだ。

20年度には市内を運行する北神急行鉄道(神戸市)を市営化。北部の山麓、谷上駅は市中心部の三宮までの運賃が現在の半額程度になり、利便性が向上する(日本経済新聞 2019.5.14)。

 

↓↓↓続きは下記よりPDFをご覧ください↓↓↓

コバカンニュースPDF

お問い合わせ
不動産鑑定のことなら、お気軽にご連絡下さい
0120-987-134
  • 平日9:00~20:00
  • 土日9:00~17:00
不動産鑑定士 小林穂積【運営者】
株式会社アプレイザル総研
不動産鑑定士・宅地建物取引士 
小林穂積
不動産の鑑定・相続コンサルならお任せ下さい。皆様のお力になります
電話:0120-987-134 北浜駅より徒歩5分
著書:広大地評価の重要裁決事例集 / 広大地評価判定の実務