過去の不動産鑑定書

 

8年前に相続が発生した際に、不動産鑑定書を作って貰いましたが、この時の鑑定書はまだ使えますか?と言うお問い合わせがありましたので、わかりやすくご説明致します。

 

不動産鑑定書の有効期間

 

以前、相続が発生した時に、土地と建物を同族間(2名)で相続しました。建物(共同住宅)が母、土地は長男(相談者の兄)が相続しました。

 

共同住宅母が所有

 

建物所有の母が高齢

 

建物所有の母が高齢のため、相続が発生する前に、建物を相談者(次男)が設立する法人に移したい。

 

個人から法人へ所有権を移す

 

8年前の不動産鑑定書の金額で、同族法人・個人間の売買は可能なのでしょうか?というご質問がありました。ご相談者によれば、借地権付建物(店舗付共同住宅)で駅に近く幹線道路に面する路線商業地域の物件でした。

 

駅近の幹線道路沿い

 

マンションに最適な場所で、なおかつ近年、マンションブームで分譲住宅用地が品薄のため、8年前に比べると地価が高騰しています。

 

マンションに最適な立地

 

同族法人・個人間の場合再鑑定

 

8年前と比較して評価額がかなり違ってきてしまうため、再度、不動産鑑定書をお作りになられることをお勧めしますとご相談者にお伝えしました。このように同族法人・個人間の場合、半年以上離れていれば、再度鑑定書を作られることをお勧めします。

 

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