1.中之島、ひしめくタワマン、供給急増へ なにわ筋線開通追い風!
大阪市の中之島やその周辺で超高層マンションの開発計画が相次ぐ。関電不動産開発は2031年に地上5階建てで約1100戸と全国有数のタワーマンションを供給する。その隣地では住友商事などが30年にも52階建てで約650戸の物件を完成させることもわかった。水都大阪を象徴するエリアは「タワマンアイランド」化が進む。
中之島は大川(旧淀川)が分かれ北側の堂島川と南側の土佐堀川に挟まれ東西約3キロの中州で、商業の中心地とされてきた。梅田駅や大阪駅からも近いものの、御堂筋が貫き大阪市役所や日銀大阪支店がある1丁目や2丁目に比べると、西側の5丁目は南北に走る鉄道路線がなく、利便性は必ずしも高くなかった。
中之島はビジネスや文化と共存するタワマンアイランドへと変貌しつつある。三菱地所レジデンスなどが17年に完成させ55階で894戸の「ザ・パークハウス中之島タワー」(中之島6丁目)以降、周辺で大規模なタワマンの開発が続く。東京建物は1月、49階で457戸の「ブリリアタワー堂島(北区堂島2丁目)を完成させた。 (日本経済新聞.10.4)
2.新大阪周辺駅、一体で開発阪急淡路は甲子園3個分、十三も!!
JR新大阪駅の周辺駅で大型再開発が始まる。大阪府や市の検討部会で、2030年代に122万㎡の浄水場敷地を再開発する計画が盛り込まれた。
新大阪駅への北陸新幹線の延伸などで、ビジネスや観光でより多くの来訪客が見込まれる。周辺駅で買い物や通勤の利便性を高め、広域交通ターミナルとしての機能を拡充する。 8月下旬に開かれた「新大阪駅周辺地域まちづくり検討部会」で、阪急電鉄の淡路駅・十三駅エリアの開発計画骨子が示された。24年度末をめどに計画案を固める。両駅は梅田と京都や神戸を結ぶ交通の結節点だ。 (日本経済新聞2024.10.8)
3.阪神高速松原線橋梁架け替え順調、通行止め解除前倒し12月に!
阪神高速道路会社は10月9日、松原線の喜連瓜破(きれうりわり、大阪市)付近の通行止め解除について、3カ月余り前倒しして2024年12月上中旬となる見通しだと発表した。
当初は国際博覧会(大阪・関西万博)開幕前の25年3月までの通行再開を目指していたが、橋梁架け替えの工事が順調に進んだ。 大阪府の南東部と都心部をつなぐ松原線は1980年に全線開通した。架け替え対象の橋梁は約40年が経過したコンクリート橋で、交通量が多い一般道の交差点をまたぐ。経年とともに稲桁中央のつなぎ目部分を中心に路面が沈下。
つなぎ目がない鋼製桁に架け替えるため、22年6月から喜瓜破―三宅間を終日通行止めにしている。 (日本経済新聞2024.10.10)
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