老老相続

1.増える老老相続、資産停滞相続人、半数が60歳以上!!

相続人の52%は60歳以上

年齢が高い人どうしで遺産が受け渡される「老老相続」が増えている。2022年時点で相続人の半数超が還暦以上だった。高齢世代に滞留する資産の成長への生かし方や、資産保有の偏りを踏まえた社会保障制度をどうつくるかは、政策課題として重要さを増している

遺産を相続する人のうち、60歳以上の割合は52.1%だった。現役世代である50歳代は27・0%、49歳以下は20.6%だった。内閣府が2024年度の経済財政白書で政府の各種資料をもとに分析した。(日本経済新聞.10.24)

 

2.養子縁組によるおじの遺産親の相続権引き継げず最高裁

養子縁組前に生まれた子どもは、死去した親の相続権を引き継げるか?

そんな点が争われた訴訟の上告審判決が12日、最高裁第3小法廷(渡辺恵理子裁判長)であった。同小法廷は「引き継げる」とした二審・東京高裁判決を破棄し、「引き継げない」とする初判断を示した。原告側の逆転敗訴が確定した。

民法は相続予定の人が亡くなった場合、子どもらが相続権を引き継げる「代襲相続」を定める。養子縁組前の子どもは原則として対象外とされるが、一部で曖昧さが残っていた。今回の判決は解釈が定まっていなかったケースで相続の範囲が広がりすぎないよう厳格に判断した形だ。(日本経済新聞2024.11.13)

 

3.大阪・関西万博、夢洲駅1月開業

夢洲

万博会場は大阪市の湾岸エリアにある夢洲(ゆめしま)だ。25年1月19日には最寄り駅になる大阪メトロ中央線「夢洲駅」が開業する。

万博会場の近くでは統合型リゾート(IR)の建設工事が25年春以降に本格化する。30年秋の開業を目指す。敷地面積はおよそ49.2万㎡。

カジノのほか、6000人以上収容の会議室を有する国際会議場や高級ホテルなどを併設する施設になる予定だ。(日本経済新聞2024.10.13)

 

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