1.万博ホテル料金高騰ビジネス2万円超 京阪神の予約、昨年上回る!!
4月13日に開幕した大阪・関西万博が関西の宿泊需要を押し上げている。春の大型連休をはじめ開催期間中の予約は2024年を上回る。最高級ホテルはインバウンド(訪日外国人)の人気を集め、ビジネスホテルも1泊2万円を超えるところが多い。京都や神戸でも例年より予約は増えており、関西で広く滞在先を探す動きが広がりつつある。
リクルートが運営する宿泊予約サイト「じゃらんnet」では大阪府内の万博会期中(4月13日~10月13日)の宿泊予約数が2月時点ですでに前年同期比2倍を超えた。
万博を訪れる旅行客の増加で、大阪市内で宿泊先の確保が難しくなるにつれ、市外に需要が波及している。神戸ポートピアホテル(神戸市)の中内仁社長は「大阪はかなりいっぱいになってきている。普段大阪でホテルを使う宿泊客が兵庫県に場所を変えて滞在する動きも徐々に増えている」と指摘する。 (日本経済新聞2025.4.17)
2.大阪100万円超ホテル続々、国際観光都市 後押し!
米ヒルトンの最上級ブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」が4月3日、開業した。大阪・関西万博を控え、海外の富裕層をターゲットにした新しい高級ホテルが大阪に相次いで進出している。1泊100万円を大きく超えるスイートルームを備えたホテルもあり、大阪が国際観光都市として成長する上で不足していた宿泊機能が充実しつつある。
万博に向けて大阪では外資系ホテルだけでも2023年以降、10軒以上新規に開業した。超富裕層の受け入れ体制も万全だ。24年夏に堂島地区で開業した「フォーシーズンズホテル大阪」の最高級客室は1泊200万円以上に設定されている。 5月1日にシンガポールのホテルグループが大阪城公園の南側にオープンする「パティーナ大阪」(大阪市中央区)も2人で1泊100万円を超える客室を用意する。
大阪はもともと、アジアの主要都市の中でも高級ホテルが少ないことが観光振興のネックとなっていた。現状でも「フォーブズ・トラベルガイド」で25年に4つ星あるいは5つ星に認定されたホテルは大阪で4軒。東京(2軒)や京都(8軒)を下回る。 (日本経済新聞2025.4.4)
3.新築マンション5000万円台、バブル期以来大阪のタワマン人気!!
不動産経済研究所(東京・新宿)が4月21日発表した新築分譲マンション市場動向によると、近畿2府4県の2024年度の平均価格は前年度比3%高の5065万円だった。価格上昇は5年連続で、バブル景気終盤の1991年度以来33年ぶりに5000万円台に乗せた。人件費や資材価格の上昇に加え、堅調な需要もマンション価格を押し上げている。
価格上昇をけん引するのは大阪市内を中心とするタワーマンションだ。関西電力の子会社である関電不動産開発は大阪中之島に総戸数364戸で地上4階建ての「シエリアタワー中之島」の建設を進めている。すでに8割が販売済みで、最高価格は5億9990万円に上る。(日本経済新聞2025.4.22)
↓↓↓続きは下記よりPDFをご覧ください↓↓↓

【運営者】不動産鑑定士・宅地建物取引士 小林穂積
不動産の鑑定・相続コンサルならお任せ下さい。皆様のお力になります
電話:0120-987-134 北浜駅より徒歩5分
著書:土地評価の実務 PART3(プログレス刊)
土地評価の実務 PART2(プログレス刊)