1.不動産、外資の購入最高、賃料上昇見込む!!
海外投資家による国内不動産の取得が活発だ。2025年1~6月のオフィスビルなどの購入額は前年同期比2倍の1兆円超と過去最高となった。
物価高に伴う賃料の上昇期待や欧米よりも高い収益性が背景にある。海外マネーの流入はマンションなど不動産価格高騰の一因にもなっている。
主因の一つが現在の物価高が定着するとの観測だ。 7月の消費者物価指数(CPI、20年=100)は、生鮮食品を除く総合の指数が前年同月比3・1%上昇と8カ月連続で3%台となった。
不動産賃料の上昇圧力につながるとの見方が多い。世界で見た日本の不動産の収益性の高さも魅力になっている。(日本経済新聞2025.8.29)
2.上本町・あべの・なんば刷新、近鉄GHD百貨店建て替え ホテルでも検討!!
近鉄グループホールディングス(GHD)は新型コロナウイルス禍で白紙化した大阪上本町駅と周辺の再開発を2030年以降に始める。
総投資額はあべのハルカスを上回る1300億円超を見込む。主な事業基盤とする大阪阿部野橋駅、大阪難波駅とともに一体でエリアの魅力を高める。
インバウンド(訪日外国人)客の需要もあり、業績の回復が積極投資を促す。近鉄GHDは3月に策定した36年3月期までの長期ビジョンで、大阪市の大繁華街である「あべの」と「なんば」に上本町を加えた広域のまちづくりに力を入れる方針を掲げた。若井社長は上本町エリアを「文教地区で若い世代の流入が続き、居住や商業など多様な需要が見込める」と期待する。(日本経済新聞2025.8.26)
3.天王寺区に50階タワマン、完成は30年代、文教地区、著名な学校多く!!
積水ハウスは大阪・天王寺にタワーマンションを開発する。旧大阪警察病院の土地を取得し、地上50階前後で検討している。
病院建屋の解体が終わり次第着工し、完成は2030年代になる見通しだ。
梅田をはじめとするキタや心斎橋などミナミに次ぐ繁華街の天王寺周辺でも超高層物件の開発が活発になりそうだ。 大阪市内で天王寺区は文教地区としても知られ、著名な学校も多い。天王寺区の教育環境に魅力を感じるファミリー層にとってタワマンは人気だ。(日本経済新聞2025.8.9)
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【運営者】不動産鑑定士・宅地建物取引士 小林穂積
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著書:土地評価の実務 PART3(プログレス刊)
土地評価の実務 PART2(プログレス刊)